JUN SKY WALKER(S)

JUN SKY WALKER(S)

New Release

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Single

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Album
2015.11.18 Release

BACK BAD BEAT(S)

初回限定盤(2CD+DVD) QAIR-30007 4,300円+税
通常盤(2CD) QAIR-10019 3,700円+税
Disc 1 オリジナルアルバム (CD)
Disc 2 ライブアルバム (CD)
2015年9月20日@渋谷公会堂で行われたSpecial Live -Back to 1998.11.26- を収録したライブ盤
Disc 3 DVD ※初回限定盤のみ
2015年5月23日日比谷野外音楽堂で開催された“J(S)W 27th Anniversary LIVE!!”~The Next Step~から新曲を含む
ライブ映像や貴重なリハーサル風景などを収録予定

■チェーン別購入特典■

タワーレコード J(S)W×タワレコ オリジナルロゴ入りポスター
TSUTAYA オリジナルB2ポスタープレゼント
HMV 購入特典としてスペシャル缶バッジ(25mm)プレゼント
11月23日HMV&BOOKS TOKYO」のイベント参加者には、更に会場限定デザインの缶バッチをプレゼント!
新星堂各店+
WONDER GOO
特典A4クリアファイルプレゼント!
銀座山野楽器 インストアライブご招待!
本店7Fイベントスペース JamSpot にて開催のライブにご招待いたします。
日時:2016年1月19日(月)19:00〜
定員:200名
詳しくはこちら
銀座山野楽器オフィシャルサイト
※注意事項 ■特典は対象ショップ毎に先着順でのプレゼントとなります。
■先着特典のためにショップ毎に予定数量がなくなり次第プレゼントは終了とさせていただきます。
すでにご予約しているお客様に関しましては、その分の特典は確保致します。お早めにご予約ください。
■一部店舗では、都合により商品取り扱いや特典のご用意がない場合がございます。

収録曲Disc1

01希望の詩
02MIDNIGHT BLUE
03その先へ
04二人の模様
05ダイナマイトに火をつけろ
06FLOW
07我儘
08転がり続けろ
09GO FOR BROKE
10ありったけの愛を

収録曲Disc2

JUN SKY WALKER(S)Special Live ~Back to 1988.11.26~ 2015.9.20 渋谷公会堂
01ひとつ抱きしめて
02夢に向かって
03SUICIDE DAY
04カステラ
05BAD MORNING
06遠くへ行かないで
07ガラスの街
08翼を広げて
09傾いた世界
10声がなくなるまで
11いつも二人で
12望み
13あきらめたくない
14だけど1人じゃいられない
15ななしの詩
16HEY,HEY,HEY
17すてきな夜空
18全部このままで
19いつもここにいるよ
20MY GENERATION

初回限定盤DVD

JUN SKY WALKER(S) 27th Anniversary LIVE!! ~The Next Step~ 2015.5.23 Live at 日比谷野外音楽堂
01だから自由はここにある
02明日が来なくても
03RAT RACE
04全部このままで
05ありったけの愛を
06MY GENERATION

MUSICA 鹿野 淳さんによる『BACK BAD BEAT(S)』ライナーノーツ

希望の詩を聞かせておくれ 僕はずっと僕はずっとずっと待っているのさ
ウォ〜ウォウォ〜ウォ〜ウォウォ〜ウォーウォーウォー “希望の詩”

最近のヒット曲の法則がある。それは「ウォーウォー!」とサビ付近で叫びまくるものだ。これは日本だけの現象ではなく、世界中に拡散している法則であり、例えばColdplayやArcade Fireなどのアンセムも、その「ウォーウォー」で一気に広まっていった。日本でもBUMP OF CHICKENやサザン・オールスターズまでがみんな、「ウォーウォー」しまくっている。
これは世界中で音楽が「聴く」だけではなく、ライヴやフェスなどの「体験する」ものが主流になったことが大きい。ライヴ会場で誰もが一体感を持てる歌を作るにあたり、「ウォーウォー」は最大の効果とエネルギーをもたらすキラーフレーズなのだ。
しかも今やネット、そしてYouTubeなどで、音楽も価値観もみんな言語や国家を超えて広がり拡散し続けている。そういう中で言語を超えた感情を表す共通言語としての「ウォーウォー」は、本当に世界を一つにしてスパークさせる音楽の力を持っている。
一体感を共有する体験型の音楽、言語を超えた盛り上がりを見せる大合唱を、この国でもたらしたのは果たして誰なのか? そう、この「ジュンスカ」である。この国で初めて固有のロックブームを生み出した原宿ホコ天のヒーローであり、みんながポジティヴに合唱できるロックンロールをメインストリームで鳴らしたのも全部、ジュンスカがスタート地点だった。
彼らがドコドコした8ビートリズムとギュイーンとしたギターの上で「ウォーウォーウォー!」とがなり立てた、それが80年代から90年代への架け橋となり、日本のロックが新しい価値観と思春期性を手に入れたのだ。
そのジュンスカが復活してから3枚目、前作から2年9ヶ月振りのアルバム『BACK BAD BEAT(S)』をドロップする。復活後のどのアルバムよりも愚直な8ビートギターロックアルバムであり、そこら中で「ウォーウォーウォーウォー」と4人が叫び放っている。もうやけくそなほど元気なアルバムだ。
彼らがもう一度鳴らし散らかして、歌い散らかしてウォーウォーウォーウォー叫び放っているのは、なにも捨て身になってやっているわけではない。彼らが築き上げたあの時と「今」が、シンクロすることが多いからだ。
音楽は体験するものとなり、一体感をもって言語を超えた感性で盛り上がるものとなった今、「そっか、俺らがやってきたことって、今、一番楽しいし求められてるんじゃね?」 −−−−ジュンスカは今の時代のロックとして、ここに完全に再生している。

その先へ ウォーウォーウォーウォー
死ぬまで生きているこの瞬間を ウォーウォー
裸のままの心でいつも風に吹かれて
“その先へ”

僕らはいつだって不安に怯え、恐怖や孤独と闘い続けている。だからこそ必要なのは、共有と体験と生きていることを叫ぶことだ。ジュンスカはキャリアや時代を超えて、再びここで最高に吠えている。試しにちょっとでも一緒に「ウォーウォー」してみるといい。ロックフェスとも大好きなサッカーの試合のスタジアムともちょっとだけ違う、ジュンスカならではの感動と興奮がある。

鹿野 淳(MUSICA)

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